1 堆肥の搬入
  昨年、刈って堆積しておいた草を畑に搬入し木の周囲に入れています。
 刈って間のない草はカナブンの幼虫の餌になります。幼虫がさなぎになり、さらに成虫になるとぶど
 うの 花と葉を食べてしまいます。くさは1年経つと腐って幼虫の餌になりません。

2 落葉の処理
  畑に落ちた落葉をレイキで集めて軽トラに積み、山に運んでいます。落葉処理は畑の掃除で、片付
 けると畑がきれいになります。

3 今後の栽培方針について
  地球の温暖化で気温が毎年上昇し、ピオーネを中心に粒が大きく育たなくなっています。
  粒が小さいと房も小さくなります。粒の小さい物は出荷できません。また高温で袋内の温度が上が
  り房が腐っています。2020年は大量の房を処分しました。
   瀬戸ジャイアンツとシャインも袋内で日当たりの良い部分の房が黄緑色に変色しています。変
  色した粒を外すと出荷できなくなります。高温のため干しぶどうになったり、小粒のまま成長が止
  まった房もあります。
   ビオレは暑さの影響が少ない品種です。
   苗を植え替えたら木が成長までの7-8年は大粒のものが採れません。今後も温暖化は進むと思
  います。
   今後どのような方向で栽培するか検討しています。