ぶどう、イノシシ肉直売くろせ農園

農園経営の考え方、仕事内容、苦労話、生き甲斐をブログにしています。

2016年08月

出荷を始めます

DSC00758DSC007521 出荷を始めます
  猛暑と干ばつのため、例年より早く出荷を始めます。
  若木の房は早めに成熟し、猛暑にさらされています。
  毎日給水をしていますが、異様に暑いので心配しています。
  給水の水源は山からの湧き水ですが今のところ十分な量があります。
  早朝6時ごろから午後1時ごろまで5枚の畑を回って給水をしながら房の点検や副梢の管理をしています。
  
  その後、昼間は猛暑を避けて屋内で伝票作成、出荷袋のシール貼りなどの出荷準備をしています。
  午後5時ごろから屋外で草刈りをしています。

2 予約数
  今のところ600箱の予約を頂くことができました。。
  内訳はピオーネ 65箱
      瀬戸ジャイアンツとシャインマスカットの詰合せ 61箱
      ピオーネとシャインマスカットの詰合せ 51箱
      ピオーネと瀬戸ジャイアンツの詰合せ 45箱
  などです。
   そのうち進物が16パーセントを占めています。        
  

干ばつと給水

DSC007461 給水
  今年は約1ヶ月晴天が続き、ぶどうの葉が畑によっては黄色になっています。
  それでも副梢は伸びており、房も張りがあります。
  毎日各畑に30分づつ給水しています。
  例年は出荷前の月は糖度を上げるため給水を控えるのですが、今年は給水しないと球の出が悪くなりそうで  す。

2 動物による食害
  10番の畑が1房、20番の畑が4房、いずれもピオーネがイタチ等の食害に遭いました。
  畑の外周に張っている防風ネットの隙間から畑に入り棚に登って、棚の上から房の上部の袋を破って房を食べます。
  これからは食害対策が必要になります。
  9月の出荷を効率良く済ませ、食害の被害を少なく済ませたいと思っています。
  10月になって棚に房を残しておくと食害で無くなってしまいます。

3 画像はビオレです。

房の点検(玉直し)

DSC00720DSC00719DSC00718DSC007241 房の点検中
   袋を外して房を出し、房表面に粒が並ぶようにします。
   傷のあるもの、小粒、飛び出し粒を間引きます。
   全体の粒が小さい房は縦1列に粒を落として残された粒が太れるように隙間を作ります。
   瀬戸ジャイアンツとシャインは味が付いており、どうにか食べれます。

2 脇芽の管理
   元気な枝は沢山の脇芽を出します。脇芽は成長し養分を消耗します。
   脇芽を管理して粒に養分が行くようにします。

3 予防
  ボルドーとパダンで予防しています。
  このところ猛暑が続き、早朝から昼までと午後4時以降が活動時間です。

4 画像は左からピオーネ、ビオレ、シャイン、瀬戸ジャイアンツです。
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