１　瀬戸の間引きを始めました
　　５年以上の成木の花穂は間引ける大きさの粒になりつつあります。
　　棚の下が葉の陰で暗い日は細かい作業ですからヘッドライトが有効です。
　　房の軸長は７ｃｍ位が基本です。
　　間引く時は軸長、車数にこだわらず、縦長のぶどうらしい房にします。
　　間引いて５０－６０粒にします。
　　間引くとすぐに袋を掛けてしまいます。
　　
　　若木は粒が成長してなく、間引けれません。

２　間引く手順
　　①　３メートルに９房残す
　　②　縦長の房に軸長を決める
　　③　小粒を落す
　　④　軸の近くの粒　.
　　⑤　車の下向きの粒　
　　⑥　房から突出した粒を落す
　　⑦　車の上向きの粒

１　ピオーネの間引き
　　ピオーネの間引きを一部で始めました。
　　６月３日にジベ１回目をし、１３日にジベ２回目をしました。
　　ジベ後１０日経っていますから粒が成長して間引ける大きさになっています。
　　花かす落しのトルキャップを使用しましたが、粒に花かすが付いており、コンプレッサーでエアーを吹きかけて
　　も落ちません。
　　仕上げは指で落としています。

　　間引きは房の上下の端を残し、中央部を間引いています。
　　間引けたら袋掛けをしています。
　　過去に４９００房を付けたこともありました。今年も相当の日数がかかりそうです。
　　間引いて花かすを落としておけば、ジベ２回目をしたら袋がかけれます。

２　瀬戸の状況
　　６月１２日にジベ１回目をしました。
　　まだ粒が小さくて間引けれません。間引けれるようになればピオーネと瀬戸を同時にするようになると思いま
　　す。
　　瀬戸はジベ１回目から７日後から間引けれる予定です。
　　粒が成長して房ががちがちにならない間に間引きを完了しなければなりません。
　　平成２３年には７月２６日にがちがちになり間引けれなくなりました。　
　　昨年は１８００房を付けました。

３　間引きの応援依頼
　　以前、　ピオーネを間引き終えて、瀬戸の間引きを始めたところ、間引きの時期が遅れて房ががちがちになってしまいました。
　　がちがちになった房を間引くのは手間がかかり、大変な作業でした。
　　その後は、家族のみで間引くのを諦め、応援をお願いしています。
　　房によって成長がまちまちで、房の間引きは巧くできません。
　　応援を依頼する側も、応援に来る側も不安を抱えての作業になります。

１　ピオーネ
　　６月３日から１０日までに終了しました。
　　今年は一芽剪定を確実にしたら、発芽が遅れ、房数も少ないようです。
　　木の端の房は巻かないものが多くあり、かなりの数を落としました。
　　平成２５年は花切りが人手不足で遅れ、花振いしてしまいましたが今年は気をつけていました。

２　瀬戸ジャイアンツ
　　花の形の良い花穂が多く、６月１２日の午前７時から午後８時まで家族４人で済ませました。
　　ジベをしていると副梢が伸びてどこに花があるか分からなくなっていました。
　　そこで先に副梢を全部取り、枝を捻枝して下げていきました。
　　副梢を全部取ると花がよく見えました。
　　早い房は花振いを起こしており、遅い房は開花してないのもありましたが９割は開花していました。

３　シャインマスカット
　　６月１２日に１００房を済ませました。
　　木が硬く、節間は長く、勢いよく伸びています。
　　花は４センチに切りましたがすぐに伸びてしまいます。
　　種が残り易いのでフルメットの濃度は外のぶどうの倍にしました。

１　花切り終了
　　５月３１日、６月１日の２日間で合計１４人でピオーネ、シャイン、瀬戸ジャイアンツをほとんど終えることがで
　　きました。
　　まだ、瀬戸の花切りが僅か残っています。
　　ピオーネの一部が開花していますが、外の種類のぶどうは蕾の状態です。

２　本年５回めの予防
　　６月に３回する予定の予防のうち１回目をしています。
　　葉や花が柔らかく、病気や虫にいつやられてもおかしくない時期です。
　　袋掛けの終わるころには、葉が硬くなり病気や虫にやられにくくなります。

３　棚付け
　　棚付けは成長の遅れた枝が徐々に成長しますので今後当分の間続きます。

４　花切りの点検
　　手伝いをお願いした方の中には初めての方もおり、花穂の長さをピオーネは３，５センチ、瀬戸は５センチ
　　と決めてお願いしました。
　　花穂が満開のもあり、成長がまちまちで分かりづらっかっただろうと思いました。
　　芯止めをお願いしておいたところテントの中で止めてあったり、房にならない形の花穂が残っていたりし
　　ます。
　　　また花穂が細い枝や棚付けができない程成長の遅れた枝に残っていたりします。
　　　売り物にならない房は落としています。