ぶどう、イノシシ肉直売くろせ農園

農園経営の考え方、仕事内容、苦労話、生き甲斐をブログにしています。

2014年01月

ぶどう畑の外周の草刈り終了

DSC00525DSC00527DSC00528DSC005291ぶどう畑の外周の草刈り終了
  家の周りにある2枚の畑(16アール)と家の南約400メートルにある3枚の畑(21アール)の外周の草刈りを 
  終了しました。
  
  草を刈り、刈草を紐で縛ってぶどうの近くに置いて肥やしにしています。
  置いた草は長さ50センチメートル位に切っておくと早く腐ってしまいます。切らないと長期間腐らず、ぶどうの
  発芽後の作業の邪魔になります。

  畑の外周は急傾斜の法面で、足元が悪く、作業効率が上がりません。そこで昨年から法面に幅30センチ位
  の小段を鍬で掘って作っています。
  小段を作るのは重労働ですが今後は作業効率が良く、安全で楽になること間違いなしです。
  特に夏ごろの草刈りはぶどうの管理に追われて、全くできません。ぶどうの収穫後から今頃にかけて毎年1 
  回草刈をしています。
  毎年1回でも刈れば草が硬くならず刈りやすいようです。
  
  畑の外周には針葉樹の植林があり、年々成長しぶどうの陰になる木もあります。
  その木を陰切りしたり、邪魔にならない木は枝打ち作業もしています。

2休耕田の手入れ
  今後、約60アールの休耕地の手入れを順次して行く予定です。
  
  休耕地の一部には猪が入って掘り返したため、排水用のパイプや溝が詰り、水が溜まっている田がありま
  す。
  まず水抜きをして乾かし、トラクターを入れて耕し、最後に外周の草刈りをする予定です。

3小川の手入れ
  小川の中に木が生えて、成長し水の流れに支障のある所ができています。
  特に梅雨時期や台風などには川の中の木が障害になり氾濫の虞もありそうになっています。

剪定終了

DSC00514DSC00513DSC00512DSC00511DSC00508              1全ての剪定をDSC00510DSC00509終了しました
  剪定作業は寒くて手足の先がうづく、きつい作業です。
  北向きの畑は地面がいつも凍結しています。
  剪定をしながら、虫の糞を見つけたら虫の手当てをし、気根を切り落とし、皮が浮き上がっていれば剥ぎ取
  り、棚に吊り下げた木の高さを目の高さに揃え、根元の土が減って根が地表に出ていたら土を掛けて埋め、
  根元に虫が入ってないか確認し、芽の全て枯れた芽座は切り落とし等を同時にしています。
  
  畑の周囲に猪除けのワイヤーメシュを張り巡らせたので去年までのように自由に出入りできなくなってしまい 
  ました。
  更に棚の外に猪除けの電気柵を張り巡らせたので、日没には電柵に電気が来て触れなくなります。
  日が暮れ始めると慌てて片付けをして棚の外に出ています。

  剪定を終えたら4月25日ごろの発芽を楽しみにして待ちます。
  昨年虫に入られた木を他の木と同様に剪定しましたが、どうなるか気になっています。

2労働力について
  事業をするには道路、建物、土地(農地)、資金、労働力等が必要です。
  6月の花切りと房作りに毎年応援をお願いしていますが、その時だけ応援を必要とし、花切りが7日間、房作りが14日間と短期間で終えねばなりません。
  花切りが遅れると花が落ちてしまいますし、房作りが遅れると粒が混み合って鋏が入れなくなり良い房になりません。
  その期間に5000から6000の房を仕上げています。

  応援に来てくださる方の理想はその期間に、昼食を持って連日来てくださる方です。
  作業はテントの下で長い花を短く切るだけです。
  房作りはぶどうの粒を一定数まで切り落とすだけです。
  その前後の作業は家族でできます。
  
  日当は時給で800円を支払っています。
  

剪定を始めました

CIMG2123CIMG2124CIMG2121CIMG2120CIMG21221瀬戸ジャイアンツの剪定
  今年も基底芽を延ばすように剪定しています。但し弱い枝は1芽剪定にしています。
  基底芽にしても芽がよく出ていい実になります。
  畑の周囲の草刈りを中止して剪定を先に済ます予定です。
  寒さの強い日には草刈をしたり、刈草を集めてぶどうの周囲に運搬する作業が体が温まってやり易いようで
  す。
  昨年の記録を見ると昨年は約40日で剪定を終えていました。
     剪定の時期は2月が寒さによる枯れこみを防ぐのによいと言われています。
  しかし、例年正月明けには剪定を始めています。 
 
2ピオーネの剪定
  ピオーネははっきり見える芽を残すようにしています。
  芽座を低くするため、目に見えない芽を当てにして剪定すると芽が出ず芽座を失うことが多いからです。 

3虫の処理
  毎年、剪定をしていると主枝に相当数の虫の糞を見つけます。
  その糞のある所をきれいに掃除して、幹に穴があればスミチオン液を注入し、穴を粘土で塞ぎます。
  時には穴に農薬を入れたらすぐに中から虫が出てくることがあります。
  数日してその穴を確認し変化がなければ中に虫はいないと思っています。
  以前は虫の入った所で主枝を切って焼却していましたが、切るとその先に実が付けれなくなりますので切らな
  いようにしています。
     
      木の根元に来るのは主としてコウモリガで秋に地面に卵を落し、春にふかし、草を食べて成長し、5月ごろ
  木に登るようです。 
   ①  根元の雑草を処理
   ② ガットサイド を5月ごろ地際から1.5メートルまで塗る
 
   主枝に来るのはクビアカシバで6月に飛んできて枝に卵を産み付けるそうです。 
   これは、6月、7月にパダンとフェニックスで予防するようになっています。 
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