ぶどう、イノシシ肉直売くろせ農園

農園経営の考え方、仕事内容、苦労話、生き甲斐をブログにしています。

2013年05月

瀬戸ジャイアンツの開花前処理をしました

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1瀬戸ジャイアンツの開花前処理
 瀬戸ジャイアンツは定植後6年目から粒が15グラム位になると言われています。
 それ以前(定植後1-5年)は粒より枝に養分が行って、粒が小粒傾向になります。
 粒が小さいと貧弱な房になります。
  そこで成長調整剤を蕾に散布して粒の重さを増やす作業をしました。
 結果が出るのが楽しみです。

 その作業をする前に、棚に付けれる枝は棚に付け、芯止めをし、1本の枝に1 
 房にし、概ね3メートルに9房を選定しておけばベストです。
  枝や房の成長にバラつきがあり理想どおりにはいきません。
 梅雨入りして体が濡れ、気温も低く、下着を増やさないと寒くて畑で長時間働けれません。

2 棚付け、1枝に1房
 枝を主枝に対してほぼ直角に、可能な限り伸ばして付けておき、枝の節間が長くなった部分を棚付けすれば棚付けのし直しが不要になります。。
 次の作業の花切りができるように1枝に1房に決めています。

3 4回目の予防
 4回目の予防でスプラサイド、ベンコセブ、ロブラールをしました。
 枝が成長し3頭口でないと行き届かなくなりました。
 薬液も250リットルに増やしました。
 予防した後でも枝に虫がいることがあり、がっかりします。
 特に房を食う虫は被害がはっきり出ます。

棚付けを始めました

DSC00452DSC00451DSC00450DSC004491ぶどうの主枝を肩の高さまで下げています。
  ぶどう棚の高さは1,8メートルあります。
  芽はその高さからさらに上に伸びて行き、花を付けます。
  その芽や花の管理を一日中するために両手をいつも上に揚げていました。
  そのため肩や首に負担がかかり、激痛がして医者に度々かかりました。
  その対策としてぶどうの主枝を自分の肩の高さまでバインド線で吊り下げて下ろしました。
  すると作業が楽にできるようになりました。
  主枝が低過ぎて邪魔な時は高さを調節しています。

2棚付けを始めました。
  芽が伸びてテントに付くようになりつつあります。
  枝の節間の伸びた部分が棚に十分届くようになった枝を棚付けしています。
  節間の伸びてない枝を棚付けすると節間が伸びて枝が弓なりになり以後の作業がスムーズにできなくなり
  ます。
  これから1回目のジベレリン処理までに棚付け、花を1枝に1つにし、芯止め、副梢を止める作業をします。
  気温が高いので給水も順次しています。

3草刈り
  棚の下の雑草は外周を手製の草刈機で、中央部分は乗用草刈機でそれぞれ刈っています。
  雑草がすぐに成長するのでいつも草刈をしています。 
  また市道の路肩やのり面にも雑草がたくさん生えますのでその草刈もしています。

4更新中の苗木の誘引 
  ぶどうの木は15年おきに更新しないと高品質の物が採れなくなるそうです。 
  更新中の苗木の芽を誘引をして主枝を作っていきます。
  植付後3年目から少しは収穫できます。6年で棚がほぼ一杯になります。

芽欠(めかぎ)をしています

DSC00448DSC00447DSC00446                                                                                                           1芽欠をしています
   約8000本の花を持っている芽を残す作業をしています。
   芽が出て間のないものは花を持っているかどうか分かりません。
     しばらく待つと芽が成長して花の有無が分かります。
   それと芽の方向が誘引線にとめ易いものを選んで残します。
   特に真上や真下に向いている芽は残しても駄目になります。
   花の中には房にならない奇形のものもあり、落します。
   芽の成長には早いものと遅いもののばらつきがあり、数回見ていくことになります。
    ついでに、花の肩の部分の車を切り落とします。
   花を持ってない芽は切り落としますが、他に芽がない時は来年の芽座として残さねばなりません。
   芽座が飛んでいる傍の芽座に生えた芽は複数残して枝数を確保しています。
 
   一箇所の畑で手間取っていると他の畑の管理ができなくなってしまいます。
  ですから1-2日おきに次の畑に行くほうが無難です。
  その際、点検をした最後の場所にタオルで目印をしておき、次回はその続きから点検しています。
  数年前のことですが広いピオーネの畑の管理に連日かかっていたら、瀬戸ジャイアンツの花振いが起きて良
  い物が採れなかったことがありました。
 
  芽欠作業中にその畑の草刈や根元の草取り、予防のホースや給水のパイプの点検、更に給水もしていま
  す。

2 2回目の予防
  4月12日にアプロードとピラニカで予防しました。
  1回目の予防で石灰硫黄合剤を使用しましたが使用後に水でホースのジョイントを洗浄し忘れたために、2 
  日目の予防でジョイントが腐食しており、接続に手間取りました。
   来年は、洗浄を忘れないようにしようと思っています。
   棚の上のホースを洗浄してないと発芽した芽に石灰硫黄合剤がかかって薬焼けを起こしています。
   傷んだ葉はしばらくすると新しい葉が成長して回復しますがやや遅れます。、
   

発芽しました

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1発芽しました
 今年も発芽しました。
 いよいよ始まりです。
 今日でテントと防鳥ネットを仕上げることができました。
 6月初めまでには、1回目のジベレリンができるように芯を止め、棚付けを終了しておかねばなりません。

2 1回目の予防
 4月19日ごろ、石灰硫黄合剤とべフランの予防をしました。
 今年は液を300リットル作ってたっぷりかけました。
 毎年、予防はしっかりしていますが出荷の終盤の10月中ごろからは灰かび病等がかなり発生して手入れに手
 間取ります。

3草刈、草取り
 木の根元周りに雑草が生えるので地温を上げるため草取りをしています。
 畑の周囲にも雑草が成長し草刈をしています。
 ぶどう棚の中は乗用草刈り機の使えない隅のほうは手刈りしています。

4案内板の設置工事
 5月3日から案内板の設置工事をしています。
 ぶどう狩りや遊びに来てくださる方が道が判らなくなり、度々迎えに行っていましたが、これで巧く来て頂けるの
  ではないかと期待しています。
 今まで、山間地で目標が無く、初めての方は苦労されていました。
 案内板は岡山のクニトミ工芸に注文しました。
 常時、案内板を支柱に付けて置くと4年ぐらいで痛んでしまうそうです。
 ぶどうの出荷時期以外は外してしまっておけばもっと長く使えるそうですが、それでは案内板の意味が無くなる
  ような気もしています。
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