ぶどう、イノシシ肉直売くろせ農園

農園経営の考え方、仕事内容、苦労話、生き甲斐をブログにしています。

テント張りをしています

DSC000231 テント張りを始めました。テントを張ると園内が温かくなり、いよいよスタートの気分になります。テントを張ると雨の日も作業できます。

2 1回目の予防 ベフランとトクチオンをしています。予防はいつも細菌予防の薬と害虫予防の薬をペアで使います。今年は芽座1つ1つに予防液を掛けています。今までより農薬を多く使用しています。

3 根回りの草取り 朝晩は寒いですが雑草はとても元気で沢山生えています。その草を鍬で削り取っています。 

剪定が終わりました

DSC00021DSC000201 結果枝の剪定
  2月18日に約1万本ある結果枝の剪定を終えました。その間2人の応援をお願いしました。平素は2人で充電式剪定ばさみ2台を使用していますが、途中から細かい作業のし易い手に持つ鋏を使用しました。ところが作業の終盤には首と肩痛が起きて鎮痛剤を服用したり、雪の降る日は休みました。剪定と同時に、粗皮削り、気根の除去、木に進入している虫の処理、枯れた芽座の切り落とし、更新中の木の剪定もします。剪定は芽座の清掃と言えます。

2 堆肥入れ
  残り1枚の畑に刈り草を腐らせた堆肥を搬入して木の周りに入れます。

3 ホーレー
  残り1枚にしているホーレー作業をします。ホーレーとはてこ鋤のことで、毎年僅かづつ耕しています。8月にこの作業をすれば根が傷んでも年末までに再生するそうですが8月は間引きと注文の予約をお願いするため時間がありません。畑を耕すと土が柔らかくなりとても気持ちがいいです。

4 畑周辺の草刈
  ぶどう畑周辺の草刈刈りは約6割が残っています。徐々に刈っていきます。

5 今後の予定 3月にはマルチの錆びを落としてペンキを塗ります。4月初旬にはテント張りと最初の予防、潅水設備の稼働を始めます。テント張りにはテントの上に遮光ネット(白、遮光率50%)を張り、その上に鳥ネットを張る予定です。私方はテントの総延長が1.7kmあり、そのうち1.05kmに遮光ネットを掛けてみるつもりです。9月の収穫時に日焼けしている房が少なくなっていることを期待しています。 

ぶどう部会の剪定講習会の準備

DSC00006 (1)DSC000051 堆肥入れ
  ぶどうの木の周りに刈り草を1年腐らせた堆肥を入れています。表面の草は乾燥して軽く運び易いですが地表に近い草は湿って腐っており重く衣服に汁が付いて汚いです。5枚の畑のうち1枚を済ませました。寒い時期ですが肉体労働ですから上着を脱いでやっています。棚の外周に昨年張った遮光ネットは寒風を通さず畑の中が温かく過ごし易いです。

2 JA岡山建部路地ぶどう部会の剪定講習会
  剪定は2月ですがその前に講習会が毎年、開催されます。日にちは1月27日で会場は私方の畑を提供しています。提供するには準備が要りますから毎日僅かづつ畑の手入れをしています。

3 落葉処理
  落葉をレイキで集め、軽トラに積んで近くの山に運んで野積みにしています。この作業は3枚目の畑をしています。これも肉体労働ですから寒さは気になりません。落葉を取り除いた畑はとてもきれいになります。肉体労働をすると夜間は疲れてよく寝れ、朝は起床が9時、10時なることもあります。

4 防風ネットと遮光ネットの巻き上げ
  ぶどう棚の外周に2つのネットを張っていますが、ぶどう棚の高さが1.8m、2つのネットの幅が2mですから20cm分が余って弛みます。ぶどう棚の外周には草が沢山生え毎年2回位草刈りをしますが、草刈機でネットを切ってしまいます。切れた穴から狸等が入って食害します。そこで20cmのネットをぶどう棚の上に巻き取ってくくり付けています。この作業はネットの下端を固定するため地面すれすれにかがまねばならず姿勢が苦しいうえに手作業ですから寒いです。

わらび狩りの準備

1わらび狩りの準備
  ぶどう畑ののり面の草を刈り、刈草を片付けてわらびの生えるのを待ちます。草を刈ると地面に日光が当たって地温が上がります。

2猪肉の直売
  近隣の猟友会の方から狩猟で獲った猪を仕入れ、料理して直売しています。今年から自分で狩猟をするのは辞めています。罠をかけると4日ごとに罠の見回りが必要で、去年膝の半月板を壊して手術しましたのでかなり負担です。

3テントの片付け
  ぶどうの出荷が終わると、棚の外周の草刈りをし、刈草を棚の下に集めます。鳥ネットを外して棚の上に固定します。次にテントをマルチの上に寄せて固定します。

4堆肥の搬入
  ぶどうの木の周囲の落葉や草を除け、刈草を1年間腐らせた堆肥を36本の木の周囲に搬入します。

5休耕地の管理
  5ヶ所に散在する14反の休耕地に草刈機とトラクターを入れました.長年経過するとのり面の木が大きくなって困っています。

出荷を終えました

1出荷終了
  11月9日で出荷を終えました。今年は猛暑で小房が多く、シャインと瀬戸ジャイアンツは黄土色や茶色に変色しました。また長雨でシャインに裂果が多数できました。長雨は味が付くのを10日位遅れらせました。

2出荷箱数
 今年は1300箱で昨年より減少しました。天候の影響で良い物が少なく、採れる量も減りました。今後も地球温暖化が進行しますので栽培は困難になると思います。

3ぶどう狩り
 出荷の落ち付く9月26日から始め、11月3日まで来られました。期間中に37組、97名が来られました。
お客様に食べていただく4種類のぶどうやぶどう狩り用のぶどうが無くなった時点で終了です。

4休耕地の手入れ
 休耕地に草刈機を入れ、トラクターを入れています。休耕地ののり面に木が成長しており、草を刈って多数の木を切り片付けています。

5予防
 10月下旬にボルドーとサムコルで最後の予防をしました。テントの下で葉が長く生き生きしていると来年に期待できます。
 

暑さによる生理障害の抑止

1暑さ対策
  近年地球温暖化で気温が上がり、ぶどうの粒が干しぶどうになったり、粒に小指の爪位の黒色の窪みができます。DSC01383
ぶどうは気温が上がると粒が成長せず小粒になり、小房が増えます。
シャインと瀬戸ジャイアンツは強い日差しで粒が黄色や茶色に変色します。
瀬戸ジャイアンツは10月になると粒が黒っぽい緑色になることもあります。
いずれも見た目で商品になりません。今後も猛暑は続きますので出荷数が減少すると思います。対策としてぶどう傘を掛けたり、西日の強い部分に遮光ネットを張ったりしました。防風ネットの上に遮光ネットを張るとネットの近くでは良い房が採れますが、ネットから5m以上離れると袋の中で傷んでいます。そこでテントの上を遮光することを考えています。

副梢の管理と草取り

DSC013821 副梢の管理
  副梢の管理とは枝の脇芽を落すことです。枝の脇芽が成長するのを2葉残してすべて切り落とします。副梢を伸ばし放題にすると養分を取られて実が小さくなります。

2 根周りの草取り
  根に虫が来ますので、毎日木の根の生え際の草取りをしています。根周りをきれいにしておくと虫が来るとすぐ分かります。 

ぶどう傘を掛けています

1 粒間引き終了
  8月5日で粒間引きを終えることができました。花切りは5月17日から6月8日までかかり延べ21人の応援を依頼しました。粒間引きは6月16日から8月5日までかかり延べ49人の応援を依頼しました。お陰様でぶどうが商品になりました。

2 ぶどう傘を掛けています。
  ビオレの西日の強い部分にぶどう傘を掛けました。温暖化による猛暑で袋の中の粒が干しぶどうになったり、車ごと傷んだりしたのを落として袋を掛け直し、ぶどう傘を掛けました。ぶどう傘を掛けるとビオレは色が付かず、青い粒のままになります。出荷時期にぶどう傘を外すと色が付きます。遮光ネットを掛けた他のDSC01379畑では、干しぶどうになった粒はないようです。

間引き作業の状況と注文受付の開始

1 間引き作業の状況
  粒間引きは6月12日に始めて今も続いています。間引きはぶどうが商品になるための仕上げ作業です。最近では7月14日172房、7月15日119房、7月16日121房と連日僅かづつ進んでいます。昨年は7700房付けていました。今年は今日までに5047房の間引きを済ませました。間引き終えた房数は全体の64%に当たります。昨年は8月10日までかかりましたが今年はもっと遅くなるかもしれません。

2 べと病の発生
  べと病は葉と房に細菌が付き、葉と房が枯れる病気です。瀬戸ジャイアンツとビオレに発生しています。

3 注文受付の開始
  昨年買ってくださった方に連絡して、今年の注文をお願いします。

間引きと袋掛け中です

DSC01376DSC013741間引きと袋掛け
  ぶどうは毎日成長しており、成長に合わせて作業をしています。粒が成長し間引ける大きさになったら間引いて袋掛けをします。。これから7月中、間引きと袋掛けが続きます。間引く前には予防、ジベレリン 処理2回目、花かす落とし、棚付け、枝を捻枝してテント外に下す、副梢の管理、つる切りをします。間引きは袋を掛けて終了です。

2新埴の木の葉や芽が黑くなり枯れている
 木の枝の成長が早く、根の成長が遅れた時に起きる現象で病気ではないそうです。枯れた部分の枝を切り戻すと新芽が成長するそうです。   
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